世の中には、国際結婚に憧れを抱いている人も大勢いるのではないかと思います。
しかし、今の日本では、同じ日本人同士が結婚するというケースが一般的です。
私の身の回りには、帰国子女や海外留学した友達が大勢いるので、国際結婚というテーマをとても身近で見聞きしているので、他の一般的な日本人の人よりも実態を知っていると思います。
この記事では、国際結婚をしたいとは思っているけれども、期待よりも不安感の方が大きくて、国際結婚するメリットがよく理解できないという方のために、私が実感している国際結婚をおすすめするメリットを3つ紹介させて頂きたいと思います。
地球人になれる
国際結婚をすると、住む場所とか働く場所などの活動エリアが、日本国内ではない場所になります。
日本語だけで通用するのは日本国内に限定されており、外国に行ったら、日本語で済むエリアというのはありません。
確かに、日本という国は、相対的に治安もよいですし、インフラも整っていますし、恵まれている国なので、特に問題もなく暮らすことができます。
しかし、すべてが与えられている温室環境の中だけで、人生展開していくことが、本当の意味での幸せな人生なのかと問われたら、その回答は、NOです。
人間は、産まれてきて、ただ食べて働いて寝るためだけに生きているのではないからです。
現代のような文明社会になったのは、我々の先人達が未知なる領域に勇気を抱いて挑戦して開拓していった結果です。
その上に胡座をかいてしまって、その恩恵を享受することだけに安穏としてしまっている状態というのは、非常に危険なことであると私は思います。
日本人は他国民と比較して、保守的な傾向が強いので、失敗を極度に恐れるあまり、大胆な挑戦を避ける人が多いと思います。
行動を起こさなければ、失敗はしないですし、傷つくこともありません。
一見すると、賢い選択だと思えるかもしれませんが、失敗しないことが、そもそも、大失敗です。
現状維持は衰退への始まりであり、それを回避するには、果敢に挑戦し続けていくことでしか打開策はないのです。
自分の小さな殻を打ち破って、ぬるま湯から飛び出して行く勇気も時には必要なのです。
日本列島という島国の中だけで結婚相手を探すのではなく、視野を広げて、国際結婚して地球人になるという目標を抱いてみるのも、とても面白い人生だと私は思います。
日本が外国になる
内側からだけで物事を見ていると、やはり独りよがりな物の見方に偏っていきがちです。
正しいと思い込んでいたものが誤っていたり、最高だと思い込んでいたものが最高ではないものだったり、視野狭窄に陥ってしまった盲点に気づきにくくなりがちです。
多角的視点になって理解しようとする姿勢が大切なのであり、一面的な見方で断定してしまう考え方をしていては、成長欲求や発展的可能性を潰してしまう可能性があります。
国際結婚することの最大のメリットの1つとして、日本という国を諸外国の中での1つの他国として捉えられるようになれるということです。
人生には無数の選択肢があります。
今日の朝食のメニューから今日着ていく服、どのような仕事をするのかやどのような人と友達になりたいのかなど、すべての物事には選択の幅があります。
それは、結婚する相手や生活する国だって同じことです。
どんな国の人と結婚して、どのような国に住みたいのかということも無数の選択肢があります。
日本も他国から見れば、外国です。
国際結婚して、家族で日本という外国を観光目的で訪れてみるという発想もユニークで面白いと思います。
きっと今までとはまったく違った観点から物事や世界を捉えられるようになっていると思います。
DNAが変異する
最愛の人と結婚したら、その相手との子供が欲しいと思う人も多いだろうと思います。
この世に誕生した新しい命は、愛の結晶として、この世界で育まれていくことでしょう。
この世界では、日々、新しい命が誕生し続けていて、新陳代謝を繰り返して、発展し続けています。
現代社会は、従来の問題解決方法では解決しきれない諸問題で山積みになっています。
今までにないまったく新しいアプローチの仕方によって問題の解決にあたっていかなければ、地球の未来は明るくなっていきません。
地球上に数多くの問題を作り出してしまうのが人間であるならば、その作り出してしまった数々の諸問題を解決してしまうのもまた人間です。
「知能は遺伝する」という事実は、科学的データによって証明されている事実です。
人間のDNAが持つ性質の比率というのは、非常に大きな割合を占めているのです。
自分にない遠い性質の異質なDNAと接触することにより、DNA情報には大きな変異が生じます。
つまり、「国際結婚する」ということは、DNA情報を書き換えて、アップデートすることを意味します。
「国際結婚」が、世界中に存在している様々な未解決問題の解決の糸口になると私は思っています。
これは、個人的レベルでのメリットやデメリットというスケールの小さい話ではなく、世界的レベルのメリットやデメリットに繋がるスケールの大きな話であると私は思います。
まとめ
この記事では、私が国際結婚をすすめするメリットについて3つ紹介させて頂きました。
「国際結婚をする」というと、敷居が高く感じられたり、難しそうだと思い込んでしまったりして、自分の思い込みで勝手にハードルを上げてしまっている人もいるかもしれませんが、決して、そんなことはありません。
ほん少しの勇気と行動力で、「国際結婚」のハードルは、意外と簡単に乗り越えられます。
無駄に怯えることばかりしていないで、悩んでいる暇があったら、どんどん行動していきましょう。